こんにちは。
川崎・武蔵小杉・溝の口担当の吉野です。

今回は勉強のアドバイスについて書きたいと思います。

私はT&Eで働く前は学習塾で講師をしてました。
そこで勉強が苦手な小・中学生を多く指導してきたのですが、勉強が苦手な子にはいくつか共通点があることが分かりました。その一つに

すぐに手が止まってしまう

というものがあります。勉強が得意な子はほとんど手を止めません。機械的にドンドン問題を解いていきます。

こう書くと「それは勉強ができる子は頭が良いから、悩まずに解けるんでしょ」と思う方がいると思いますが、それは必ずしも正しくありません。
誰しも、初めての単元に取り組む時は悩みますし、上手く解くことができません。しかし勉強が得意な子と苦手な子では常に解答速度に圧倒的な差があります。

勉強が得意な子は分からない問題はすぐに飛ばして、分かる問題だけ解いてすぐに答え合わせをします。
勉強が苦手な子は分からない問題で悩み続けて先に進みません。

これが大きな違いです。
「分からない問題をすぐに諦めてすぐに答え合わせをする子の方が、じっくりと解く子よりも勉強ができるの?その子はちゃんと頭使ってないでしょう。頭を使わないと」こう思う方は多いかと思います。しかし、実際に勉強が得意な子は前者です。

考えてみれば当然のことだと思います。
極端な例を挙げます。100問ある問題集に取り組み、50問を諦めて50問を解答して答え合わせをした子と、同じ時間で5問しか取り組めなかった子、どちらが成長するでしょうか。圧倒的に前者でしょう。勉強は考えた時間より、取り組んだ問題数が重要です。

更には、「ずっと悩んで止まっている子」は実はほとんど頭を使っていません。思考停止している場合がほとんどです。学習塾ではこういった状態を「置物化」と呼んでいます。

職場の同僚でも似たような人はいませんか?なにかをずっと悩んでいて、ほとんど仕事が進んでいない人。それで見るに見かねて何が分からないのか聞いてみたら「そんなことで悩んでたのか!」と言いたくなるような人です。「早く聞いてくれれば教えたのに!」とも言いたくなります。

勉強で「分からない問題は飛ばして、すぐに答え合わせをする」というのは、仕事で「分からない事は一人で悩まず、すぐに上司や同僚に聞く」ということと同じです。
もちろん仕事では上司や同僚は皆さん忙しく、時間の余裕がない場合がほとんどですから、自分で調べられる事は自分で調べるべきです。しかし勉強の場合、答えは見放題ですし、答えを見ても誰にも迷惑をかけません。いくらでも質問し放題で、毎回丁寧に教えてくれる上司が横に付いている感覚でしょうか。心強いですし、これは利用しないと損ですよね。

T&Eでは特に英語が苦手な方に「答えを横に置いて問題を解いてください」と指導しています。ですから推奨テキストも基本的には答えが外れて使いやすいものを選んでいます。

「私は英語が昔から苦手だ」と自覚している方は自分の学生時代の勉強方法を思い出してください。そしてもし、あまり多くの問題に取り組めなかった、答えを見ることを躊躇していた、という自覚がある方は答えを横に置いて大量の問題を解いてみてください。驚くほど成長できますよ。